スポーツ障害・スポーツ外傷でよくあるお悩み
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転倒して足首を
捻挫した -
相手選手と
ぶつかり腕を
打撲した -
走り出した瞬間
ふくらはぎに
肉離れを
起こした -
ケガをした場合
の応急処置を
教えてほしい
スポーツによるケガの種類や症状・応急処置について
スポーツにはケガはつきものといわれるほど
スポーツを行う機会が多ければ多いほど、相手選手との接触や転倒などの機会が増え
ケガをしてしまうリスクは高くなります。
スポーツによるケガは、さまざまなシーンで発生することが考えられますが
大きく分けて突然の外部からの衝撃によって発生する「スポーツ外傷」
過度なトレーニングなどによる繰り返しの負荷により発生する「スポーツ障害」
に分けることができます。
これらのケガはスポーツのシーンで発生することが多いですが
日常生活でも発生することがあるため、
症状を最小限に抑える「応急処置」やそれぞれのケガの特徴などを知っておくとようにしましょう。
スポーツ障害・スポーツ外傷
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整骨院でも病院などの医療機関と同じように
健康保険を使って施術を受けることができます。
しかし、保険の適用には細かな条件が定められており適用範囲外に関しては自費での負担となります。
今回は、整骨院で行っている保険施術について具体的な例を挙げながら詳しくご紹介していきます。 -
家族や友人など身近な方から
「姿勢が悪い」「猫背になっている」といわれたことはありませんか?
普段から悪い姿勢を続けていると見た目の問題だけではなく身体の筋肉や関節に余計な負担がかかって腰痛などの原因につながります。
姿勢矯正は、正しい姿勢が手に入るだけでなく、さまざまな不調の改善を目指すことができます。 -
仕事や家事などによる「心身の不調」や
「疲労の回復」には物理療法が効果的です。
物理療法とは専用機器を使用して行う施術方法で原因となる部分に直接アプローチすることで痛みを根本から改善へと導きます。
スポーツによるケガの早期回復やケガ予防にも効果的といわれスポーツパフォーマンスの向上を目指す方にもおすすめです。
今回はこの物理療法について、どのような施術内容なのかや改善が期待できる症状についてご紹介します。 -
しつこい肩こりに悩んでいませんか?
筋肉のはりやこばわりをほぐす方法として
おすすめな「筋膜リリース」は、近年増加中の
デスクワークが原因の肩こりや眼精疲労の解消法として注目されています。
他にも、筋肉の柔軟性が高まることでスポーツ
パフォーマンスの向上やケガの早期回復を
目指せるなど、筋膜リリースにはさまざまなメリットがあるといわれています。 -
テーピングは、ケガの再発予防や疼痛緩和
応急処置などに効果的といわれています。
それだけでなく、テーピングにより損傷部分を
圧迫することで血液の巡りが良くなりケガの早期回復につながります。
また、肩こりや腰痛などの筋肉疲労の緩和の際にもテーピングは有効といわれ、多くのメリットがあります。
スポーツによるケガの種類
スポーツをしている方にとって、ケガはつきものです。
しかし、なかには選手生命を脅かすこともあるため「ケガの予防」は常に意識しておくことが重要です。
接触や転倒などの突然外部からの激しい力が加わったことよるケガは完全に避けることは難しいですが、誤ったトレーニング方法などにより発生するケガは予防できる場合があります。
これらの原因によって発生したケガを専門的には「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」と分けています。
まずは、予測することが難しいケガ「スポーツ外傷」についてご紹介していきます。
【スポーツ外傷とは】
「スポーツ外傷」とは、スポーツの最中に相手選手と接触をしたり、転倒をして足首をひねるなど、一度の外力によって組織が損傷してしまった状態を指します。
どのスポーツでも発生する可能性はありますが、サッカーやボクシング、アメフトなどのコンタクトスポーツは発生しやすい傾向があります。
代表的なスポーツ外傷が下記の通りとなります。
●捻挫
捻挫とは、関節の可動範囲を超えて負荷がかかることで、不自然な捻りが加わり関節を支えている靭帯や腱、軟骨などを損傷してしまった状態を指します。
発生する症状としては、患部の痛み、捻ってしまったときに血管が傷ついたことによる内出血・腫れですが、損傷状態が大きく靭帯が断裂してしまったときなどには、関節の不安定感を感じる場合もあります。
※スポーツ外傷でもっとも多いといわれているのが、転倒などによって起こりやすい「足首の捻挫」だといわれています。
●打撲
選手同士の接触や転倒の際に身体を強く打ちつけて筋肉や血管を損傷した状態を指します。
「打ち身」とも呼ばれています。
主な症状としては、打ちつけた場所を圧迫したときの痛みですが、衝撃が強いと患部の腫れを伴います。
また、血管が傷つくと内出血を起こし患部が青紫色に変色します。
打撲は、軽度であれば時間の経過とともに1〜2週間程度で回復することが多いです。
※痛みや腫れがひどくなる場合は、骨折が疑われるため医療機関で画像検査を行うようにしましょう。
また、頭をぶつけた場合は致命傷となる場合もあります。受傷時にめまいや意識障害などが現れた場合にはすぐに救急車を呼ぶなど適切な対処を行うようにしましょう。
●肉離れ
肉離れは正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といい筋肉が損傷・断裂してしまった状態を指します。
主にダッシュやジャンプなどの急な動作によって筋肉に過度な負荷をかけることで発生することが多いです。
受傷時には、患部に激しい痛みを感じ「ブチッ」という断裂音が聞こえる場合もあります。
患部にはくぼみや腫れ、内出血が現れる場合もあります。
部分的な断裂であれば痛みなどがあっても歩ける場合がありますが、筋肉が完全に断裂を起こすと歩くことが難しくなります。
肉離れが起こる筋肉は、動き方によって異なりますが大腿二頭筋(太ももの後ろ側の筋肉)、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、ハムストリングス(太もも裏側の内側の筋肉)、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に発生することが多いです。
●半月板損傷
膝関節内にある「半月板」という組織に損傷が起こった状態です。
体重が加わった状態で急な方向転換を行ったりジャンプから着地をした際に発生することが多いですが、加齢により半月板の老化が進んでいる場合には日常生活の動作でも発生する場合があります。
主な症状は痛みや腫れ、可動域の制限などで、進行すると「ロッキング」と呼ばれる膝関節が全く動かない状態になることもあります。
【スポーツ障害とは】
「スポーツ障害」とは、同じ部位を繰り返し使い続けることで負荷が蓄積され少しずつ損傷した状態を指します。
スポーツ外傷のように一度の外力によって発生するわけではなく、負荷の積み重ねにより発生するためどのときに発生したか断定すること難しくなります。
スポーツ障害が起こる理由として、トレーニング方法などが大きく影響するため予防することができるケガだといわれています。
【スポーツ障害の原因】
スポーツ障害は「使いすぎ症候群」ともいわれ、同じ部位を繰り返し使い続けたことにより発生することが多いです。
●オーバーユース(使いすぎ)
同じ動きをするトレーニングを過度に繰り返すことにより発生します。
自分の身体能力を超えた運動を行うことで負荷が蓄積され痛みにつながります。
●ミスユース
自己流のフォームなど誤ったフォームを続けることで、筋肉を傷つけ痛みにつながります。
その他にも、スポーツを行ったあと疲れた身体が十分に休まっておらず、疲労が残った状態のままスポーツを行うことが発生原因となる場合があります。
そのため、スポーツの後の整理体操(クールダウン)は必ず行うようにし筋肉や靭帯などの組織に疲労が残らないようにすることが大切です。
また、しばらくスポーツを行わず急に身体を動かすことで筋肉が動きについてこれずに痛みが発生する場合もあります。
スポーツを行う前には必ず準備体操(ウォーミングアップ)を行い筋肉の柔軟性を高めるようにしましょう。
【スポーツ障害の種類】
●オスグッド病
オスグッド病は、太もも前側にある「大腿四頭筋」の柔軟性が低下し、膝のお皿の下にある「脛骨粗面」が引っ張られることで徐々に突出して膝に痛みや熱感を伴う腫れを生じさせている状態です。
スポーツをすると痛みを感じ、休むと感じないという特徴があります。
オスグッド病はスポーツを盛んに行っている小学生から中学生の成長期の男の子に起こることが多く、特に膝への負担が大きいサッカーやバレーボールをしている場合に発生することが多いです。
●大腿四頭筋腱炎
膝の使い過ぎによって太もも前側にある「大腿四頭筋腱」に負担が蓄積され、膝のお皿の上に痛みや腫れが起こります。
大腿四頭筋腱は人体の中で最も大きな筋肉と呼ばれ、膝の屈伸運動とも深く関わり、オスグッドと同様に成長期のスポーツ少年に多くみられます。
●足底筋膜炎
ランニングや長時間の歩行などを繰り返すことで、足底の筋肉に負荷がかかり筋肉や腱が炎症を起こしている状態です。
かかとの内側から中央部分に痛みを感じますが、しばらく歩いていると痛みがなくなるという特徴があります。
また朝起きて歩きはじめたときに足裏に痛みが走る傾向があります。
●テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
手を強く握る、手首をひねるなどの動作の繰り返しにより肘の外側にある筋肉や腱を損傷してしまった状態を指し肘に痛みを感じます。
グリップを握る、ラケットでボールを打つといった動作を頻繁に行うテニスプレーヤーに多いことからテニス肘と呼ばれています。
●野球肘
繰り返し投球練習などを行うことによって、膝への負荷が蓄積され肘の骨同士がぶつかって骨や周囲を覆う軟骨がはがれたり痛んだりした状態を指します。
投球時などに肘に痛みを感じ肘を曲げ伸ばしした際に痛みを強く感じる傾向があります。
痛みを我慢して投球練習を繰り返していると、症状が悪化し腕を動かすことが難しくなり手術が必要となる場合もあります。
スポーツによるケガの応急処置と予防法
スポーツ選手にとってケガは選手生命に大きく影響するため、早期に適切な対処を行い悪化をさせないことが大切です。
もしもケガをしてしまった場合の適切な応急処置の方法と予防についてお話しします。
【ケガの応急処置】
ケガをしてしまったときには、RICE(ライス)処置を行い痛みや腫れの早期軽減を目指しましょう。
RICE処置はケガの基本的な応急処置方法でRest(安静)・Icing(冷却)・ Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字を組み合わせたものです。
●Rest(安静)
受傷直後は、まず「安静を保つ」ようにしましょう。
患部を動かさないようにし、タオルや添え木などで固定をするようにします。
安静を保つことで、患部の腫れや悪化を防ぐことが期待できます。
●Icing(冷却)
患部を氷水などで冷やします。
患部を冷やすことで血管の収縮を促し痛みや腫れ、内出血を抑える効果が期待できます。
冷却は凍傷を防ぐため15~20分したら一度外し、痛みがでたらまた冷却するということを繰り返しましょう。
●Compression(圧迫)
患部に包帯やテープなど巻いて圧迫します。
圧迫することで、血液が患部に集まるのを制限し腫れや内出血を最小限に抑えるようにしましょう。
※圧迫しすぎてしまうと、血流障害や神経障害を起こす場合もあるので肌に変色がみられる場合などにはすぐに中断しましょう。
●Elevation(挙上)
丸めたタオルやクッションなどを使い、患部を心臓よりも高い位置に保ちましょう。
心臓から血液が送られるのを制限することで内出血を最小限に抑えることができます。
【日常生活の中で行えるケガの予防法】
●ストレッチを行う
ストレッチを定期的に行うことで筋肉の柔軟性が高まり、ケガの予防とコンディション維持につながります。
スポーツを行う前には準備運動(ウォーミングアップ)でストレッチを行い筋肉の柔軟性を高めましょう。
またスポーツを終えたあとには整理運動(クールダウン)でストレッチを行い筋肉内に蓄積された疲労物質の排出を促しケガを予防しましょう。
●練習後の入浴で身体をあたためる
スポーツをした後にゆっくりと湯船に浸かると血行が促進されて硬くなった筋肉がやわらかくなります。
筋肉の柔軟性が高まり、ケガの予防や疲労蓄積の緩和につながります。
●バランスのとれた食事をとる
十分な睡眠、バランスのとれた食事、規則正しい生活を心がけましょう。
心身ともにベストな状態を維持することで集中力が高まり、ケガの予防だけでなくスポーツパフォーマンス向上にもつながります。
八潮整骨院の【スポーツ外傷・スポーツ障害】アプローチ方法
スポーツにはケガはつきものですが、スポーツによるケガは二つに分けることができます。
それは、瞬間的に大きな力が加わって起こる、捻挫、肉離れなどのスポーツ外傷と、繰り返しの動作で特定の部位に負担がかかり、痛みを引き起こすスポーツ障害です。
代表的なスポーツ外傷としては、足関節捻挫があります。
当院では、まずRICE処置を施し、物理療法、電気刺激、超音波療法により患部の疼痛緩和を促します。
その他にも筋膜リリースを行い、急性期による腫れを素早く取り除きます。
また、包帯やテーピングで足首を固定することで早期回復を目指します。
スポーツ障害においては、そのまま放置してしまうと二次的に別の部位に負担がかかり、痛む部位が増えてしまったり、フォームが崩れてパフォーマンスが落ちてしまいますので、違和感などを感じたらすぐに適切な施術を行うことをおすすめしています。
スポーツ障害はさまざまありますが、その中でもジャンパー膝やアキレス腱周囲炎などは比較的多くの方を悩ませている症状だと思われます。
当院では、患部の状態によってさまざまアプローチをしていきます。
例えば、物理療法では電気刺激により患部の疼痛緩和を促します。
筋膜リリースでは、筋膜の癒着を改善することで緊張状態からの解放を目指します。
その他にもキネシオテープにより弱っている筋肉をサポートします。
著者 Writer
- 院長
いしづか みつる
石塚 満 - 出身:埼玉県出身
中央医療学園専門学校 柔道整復学科卒業
柔道整復師資格取得
スポーツクラブ等運動指導歴4年
クリニック、整骨院等臨床経験19年
趣味:スポーツ歴 野球、ボクシング
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